見えている行く末
2008.06.02 Mon
ぼくたちの恋の先は、もうとっくに見えている。
Mの気持ちもすでに「もう、終りにしよう」とほぼかたまっているのだろうに、なぜか思い出したころにメールをよこす。こちらからきっちりケリをつけてしまいたいが、彼女に「別れる気なんてないわ」と否定されるとそれ以上強く出ることがはばかられる。やっぱり、彼女を失う寂しさを考えると決断も鈍ってしまう。
木曜日にあたりさわりのないメールが届き、金曜日にふたたび途絶え、月曜日の今日も音沙汰がない。今週も、当分、メールはこないだろう。
こうやって、少しずつ間合いを開いていき、彼女は自然消滅を目指しているにちがいないとぼくは確信している。そんな気がなかったとしても、こんなことをしていれば行く末は見えているじゃないか。ぼくのほうは、「もうどうだっていいや」という心境だ。
いつまでも引っ張るなよ。

